【制作記】埼玉新都市交通2020系

ここ数年は制作記というものを書いてなかったのですが、折角のこういうタイミングですし、少しでも初心者の方の参考になったりすればいいなと思いまして、制作スタイルなんかにも触れながらつらつら綴っていきたいと思います。

早速少し飛ばしてしまったのですが、作り始めてから大体4日目ぐらいです。

図面をもとにモデルを作りだして、窓やらドアやらの位置決め等、ベース作りまで終わった段階です。

基本ベタ塗りで、ハイライトや影なんかはほぼ入れていません。(ドアとか一部は済ませてしまってますが)

基礎的な形状は、進めていくと修正できなくなってくるので、この辺の作業には時間をかけています。今回は適当に済ませてしまいましたが、京王5000系の時はベース作りで半月ぐらいかかりました。ここで心が折れるか折れないかで没になるかどうかが決まります。

そこから1週間後です。車体の描き込みをしました。そして窓を描いたのと同時に、簡易内装つけたりもしてます。いつもは内装も作り込むのですが、今回は新幹線の脇を走る車両ということで、バランスを考えて窓表現の一部として割り切った恰好にしています。新幹線PIで内装まで再現しているものは少ないですしね。

あと今回の車両は顔が平面なので、少しでも立体感を出す為、普段テクスチャで済ますワイパーを立体にしています。今後はスタンダードになるかも?

そこからまた1週間ぐらい経って床下に着手しました。今回一番辛かったのはこの部分でした。目立たない部分なので構造が分かりにくく、当然RS上でも目立たないのでモチベーションがあまり湧いてこなかった。適当に済ませたい部分ではありましたが、そうすると車体に馴染まず不自然に見えてしまうので、さっさと済ませて仕上げ作業に入ろうというモチベで終わらせました。とは言っても何だかんだノッてきて楽しくなるんですけどね。

またまた1週間ほど経過してほぼ完成まできたところです。ロゴがついて賑やかになりました。またこの画像だと分かりにくいですが、床下の描き込みをしたことで全体が引き締まって見えるようになったと思います。

他にも側面にミラー、戸閉灯、LED等を取り付けています。こういう部品は単調な側面のアクセントになりますね。(LEDやら窓やらちょいちょいエラーがありますがお許しを)

なんというか、実車を再現するというよりは、どこまで作り込めばRS上での見栄えが良くなるか、というモチベで制作を進めている気がします。

また2020系は編成によってカラーリングが異なるので、帯の部分を車体と分けて構文側で色を変える仕様にしました。正式に投入計画があるのかも知らないのに、ノリで実車が出てない26,27編成分まで収録してあります。

という感じで完成まで1か月弱ほどかかりました。力を抜いて作ったのでペースは速かったですね。

基本的には、RS上での見栄えを意識しながらバランスをみて作っている、という感じです。毎度感覚で適当に進めてしまっていますが、8年位PIを作り続けてようやく作風が安定してきた気がしています。

最後になりますが、ぜひ新幹線と並走させたり他のAGTと走らせたりして遊んでいただけたらと思います。


Mc724-5036

RailSim向けプラグイン(京王線の車両がメイン)の配布や、鉄道関連のコンテンツを主に扱っています。

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